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代表取締役社長 正木英逸
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連結ベースでの企業価値と持続的成長を目指して
皆さまにおかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃より皆さまから頂戴しておりますご支援とご厚情に対し、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当社は2012年3月期連結決算の発表を行いました。この場をお借りして当連結会計年度における決算内容の概略並びに事業概況についてご報告申し上げます。
当連結会計年度を振り返りますと、2011年3月に発生した東日本大震災の影響により寸断されたサプライチェーンの復旧は上期中には急ピッチで進み、
生産活動、輸出は正常化に向かいましたが、期半ば以降においては世界経済の減速や記録的な円高に加え、タイにおける洪水被害がサプライチェーンに影響を与える等、国内の主要輸出産業の生産・出荷に影響を及ぼす要因の多い厳しい事業環境でありました。
当社グループの業績につきましては、主要取引先である自動車、家電、IT産業向けのレアメタル・レアアースを中心とした電子・機能材料分野の取扱いが震災後のサプライチェーンの復旧に加え、前連結会計年度末の契約残の履行や大口取引の新規受注等により急増し、また、需要が低迷していた欧州向けチタン、ニッケル製品の輸出、及び震災後の復興需要に伴う銅管等の建築資材関係の取扱いが増加したことにより、連結業績は史上最高益という結果となりました。
この結果、当連結会計年度における連結経営成績は、売上高220,703百万円(前期比39.7%増)、営業利益4,687百万円(同52.3%増)、経常利益4,499百万円(同51.8%増)、当期純利益2,450百万円(同28.8%増)となりました。
当社グループの次期見通しについては、震災復興による建設資材需要やスマートフォン、タブレット端末の需要増加に伴う関連電子材料分野の取引増加、及び株式取得した中国企業の持分法適用関連会社化に伴う連結利益の取込み等が見込まれまる一方、好調であったレアメタル・レアアースの市況下落、主要取引先における在庫調整や買い控え等の不安定要素があることから、当社グループの連結収益は当連結会計年度に比べ減少することが見込まれております。
このことから、2013年3月期における当社グループの連結業績につきましては、連結売上高204,500百万円(前期比7.5%減)、営業利益3,900百万円(同16.8%減)、経常利益3,700百万円(同17.8%減)、当期純利益2,100百万円(同14.3%減)を見込んでおります。
一方、2012年3月期の連結業績をふまえ新たに数値目標を刷新した2015年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定いたしました。引き続き積極的にM&Aや事業投資を実施し業容の拡大を図る一方、経営環境の変化にすばやく対応でき、安定収益と持続的成長を可能とする事業基盤を確立し、株主の皆様の期待に応えることができるよう、役員・従業員一丸となって努力してまいります。
(※中期経営計画の概要についてはこちらをご覧下さい)
なお、株主様への還元につきましては、既に当第2四半期において1株当たり25円の中間配当を実施させていただいておりますが、2012年2月2日に通期連結業績予想の上方修正したことに伴う配当予想の修正にて公表したとおり、2012年3月期末配当につきましては1株当たり10円増配の35円とし、年間配当を60円とさせていただく予定であります。当社は今後も株主の皆様に対する利益還元について、当社及び当社グループの事業拡大に向けた内部留保や財務体質の強化についての長期的視野にたちつつ、安定的かつ継続的な配当の実施を基本とし、業績の拡大とともに可能な限り充実させたいと考えております。
なにとぞ変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2012年5月
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